宅建に独学で一発合格した40代後半の勉強方法

40代後半専門学校卒の僕が、週休1日の仕事をしながら宅建(宅地建物取引士)に独学で一発合格した勉強方法や合格までの道のり

宅建独学で試験日当日2

宅建の試験は、本番では意外と時間がないです。過去問を解いた時に時間が余っていても、本番ではすべてが初めて解く問題ですので、スピードが大事です。

僕の場合、最初に解く問題を26問目の宅建業法からスタートしました。

理由は・・・

 

・一番力を入れて勉強していた科目で一番の得点原

・時間に余裕がない状態で解いてミスをしたくない

・全問のちょうど半分からスタートできる(この何年かの出題傾向からの予想)ので、残り時間と残り問題数の把握がしやすい

・1問目の民法は緊張していると思考できないので解けないが、宅建業法は、多少緊張していても解きやすい

宅建業法の方が民法よりもテンポよく解けるので、集中力を上げなら問題を解くスピードを上げていく

・テンポがよくなり、しかも疲れ切っていない中盤で民法に突入したい

民法に突入した時点で残り時間との兼ね合いを考えられる

・最後時間が足りなくなってきていても、税・その他の問題は追い込みながら解いてくことが出来る(正解するかどうかは別ですが・・・)

などなど・・・

 

資格学校では、どう教えられるのかはわかりませんが、僕は過去問を解いているうちにこの順番で解くのが最適だと思いました。

 

実際、スタートして最初の問題(26問目)を見たとき、全然判らなくて一気に頭が真っ白になりました。

それでも何度か読み直して、何とか答えを書き、次の問題へ進むのですが・・

こうなると次の問題も何が何だか判らない状態に・・

始まったばかりなのに、終わった感が・・

そして、5問目位で座っていること自体が苦痛に・・

心の中で、もう勘弁してください・・

帰りたいよー・・

と・・・思いながら解いていました。

拷問を受けるように何とか解答を書き込んでいくと・・・

 

途中から・・あれっ? 

何となく判る問題が出てくるようになってきた?

 

それまで、パニックになっていたのが、段々ほぐれてきて、4択のうちの2択くらいまでは絞れるようになってきました。

 

とにかく落ち着け!きっといける!こんなに何もかも判らないはずがない!

 

そう思いながら一旦深呼吸を挟み、残り時間と残りの問題数を見て再スタート。

 

まだ3,4問遅れ位のペースだったので、とにかく集中して追い上げることに専念。

但し、見直しの時間は捨てて、急ぎながらも落ち着いて解いていく時間配分に。

 

ここからは、集中力が段々アップし、スピードも乗ってきました。宅建業法の問題の終盤位には、自分で集中できているのが実感できるくらい、集中していました。

 

50問目を解いたら1問目の民法へ。

集中力もスピードも乗ってきました。

一問解くごとに時計の針をチェックして、どんどんスピードを上げていきます。

つまづきそうな問題は、丁寧に読んで集中力を保ちました。

 

判らない問題も捨てずに、とりあえず消去法で絞り込んで答えを書きました。

 

結局、3分程見直す時間があったので、最初(26問目)の問題から宅建業法だけ見直しました。

 

あれ?正解かどうかは判らないけど、めっちゃ的外れでもなさそう!

 

残り1分で問題用紙に、自己採点の為に解答を写して、終了。

 

あーーーーーーーーーー!終わった!

出来たかどうかわからないけど、よく持ち直した!

取り敢えず、帰って何か食べよう!

 

問題は、持ち帰りOKです。

 

帰り道で色んな資格学校が解答速報の講義??みたいなチラシを配ってました。

多分、参加すると自己採点と問題と解答の解説があるのでしょう。

興味がないので足早に通り過ぎました。

 

会場から出る際も駅までの道も混みますが、何となく足早に駅に向かうとちょうど電車の出発に滑り込みました。

恐らく後の便は、すごい混んでいたはず。

試験が終わったら早めに駅に向かうことがお勧めです。

電車で余韻に浸ればいいので。

 

試験が終わって思ったことは・・

終わるまでは、決してあきらめない!

始めに上手くいかなくても挽回のチャンスはある!

とにかく落ち着くように心がける。

 

根性論は好きではありませんが、感情や精神的なことは試験に大きな影響があると思います。

これから試験を受ける方、自分を信じて、落ち着いてがんばってください。

 

※このブログは、個人的な体験談です。記載の内容、受験の合否等について一切の責任は負いませんが、受験される皆様の検討を祈ります。参考にされる場合は、自己責任でお願いたします。